デイサービス見学でチェックすべき10項目

デイサービスは「見学で9割決まる」といっていいほど、実際の現場を見ることが大切です。
この記事では、父の通所先を選ぶために3か所のデイサービスを見学した実体験をもとに、後悔しない選び方を10項目に整理しました。

「どこを見ればいいか分からない」「見学のポイントを知りたい」という方に向けた、今日すぐ使えるチェックリストです。

1. 施設全体の雰囲気｜暗いか明るいかで印象は大きく変わる

デイサービスの雰囲気は、建物の明るさ・窓の位置・外の景色などで大きく変わります。
実際に見学した3か所の中でも、空気が暗く感じられる施設は利用者の表情も硬い印象がありました。

見学しないと絶対に分からないのが、利用者の雰囲気。
良い施設では談話室に適度な人数がいて、レクやリハビリに参加している様子が見られます。

一方で、選ばなかった施設では次のような状態でした：

スタッフが利用者にどんな声掛けをしているかで、施設の質が見極められます。

父が利用している施設はスタッフの声掛けが安心できたことが決め手でした。

見学して感じた大きな差は“建物の老朽化”と“施設感の強さ”でした。
壁・床・トイレの古さは、そのままサービスの質に直結することがあります。

父の場合、活動が活発であることは大きな安心材料でした。

「ここは任せられる」と感じた最大の理由が、担当者の説明が丁寧だったことです。

送迎がついているかどうかは、家族の負担を大きく左右します。
父の場合は送迎があることが決め手のひとつでした。

見学をして分かったのは、家から近いことは何よりも強いメリットだということです。

近いことで：

トイレ誘導や入浴介助の説明が曖昧な施設は避けたほうが良いです。

言葉では説明しにくいですが、見学した瞬間のなんとなくの違和感は大事にしたほうが良いと実感しました。

3か所の見学を通して分かったのは、「デイサービスは現場を見ないと判断できない」ということです。
パンフレットや説明資料だけでは絶対に分からない情報が、見学では一気に入ってきます。

迷ったらまず見学。これが後悔しない選び方です。