在宅介護を続けながら仕事をするためには、家族だけの力ではどうしても限界があります。
私たちの家庭では、父が要介護4となり、日中の見守りや夜間の介助が必要になったことから、平日はショートステイ、週末はデイサービスという形で介護サービスを使い分けています。
この記事では、実際にこの体制に落ち着くまでの経緯や、使い分けがうまくいった理由を体験談をもとにまとめました。
働きながら在宅介護を続けるときの問題点
仕事をしながら介護を続ける場合、平日に家を空ける時間がどうしても長くなります。
父は認知症があり、見守りが必要な状態だったため、以下のような課題がありました。
- 1人で自宅に置いておくことが危険
- 母が骨折で動けず、見守りが難しい
- 夜間のオムツ交換は私が対応する必要がある
- 日中の通院・買い物・家事を家族だけで担うのは限界
この状態で「仕事と介護を両立させる」のは、現実的に不可能でした。
そこで、平日は思い切って連続ショートステイを利用することにしました。
平日はショートステイを選んだ理由(私の実例)
父の状態と必要な支援
父は要介護4で、認知症による不安定さや、オムツ介助が必要な状態でした。
母が骨折してからは、歩行や家事はほぼ不可能になり、2人を自宅に残すことが難しくなりました。
家族が平日に家を空けるという現実
私も妻も平日は仕事があり、日中はどうしても家を離れます。
朝の介助と夜のオムツ交換は私が担当していましたが、日中の見守りは家族ではカバーできませんでした。
ショートステイが“最適解”だった理由
ショートステイは、24時間体制で生活のサポートをしてくれます。
見守り・食事・入浴・排泄すべてを任せることができ、家族の不在時間でも安心して預けられました。
結果として、平日は月〜金までショートステイを連続利用する体制に落ち着きました。
週末はデイサービスで回した理由
家族が在宅できる日の役割
土曜日は私か妻が家にいるように調整していました。
送り迎えや様子の確認ができ、何かあってもすぐに対応できます。
デイサービスで十分回せると判断した根拠
土曜は日中だけ預ければよく、夜の介助は私が担当するため、ショートステイほどの24時間体制は必要ありませんでした。
そのため、土曜はデイサービスのみで対応できました。
本人の混乱を防ぐ“曜日固定”の効果
曜日ごとに役割を固定したことで、父も「今日はあの施設に行く日」と理解しやすくなりました。
介護サービスの使い分けは、本人の安心感にもつながっていました。
日曜日は在宅見守りにした理由
デイサービスが休み
日曜日はデイサービス自体が運営していません。
ショートステイに入れる選択肢もありましたが、家族が在宅できる状況だったため、無理に預ける必要はありませんでした。
母の見守り+私の朝・夜介助の体制
日曜は母が父を見守り、困ったときはすぐに私たちに連絡できる体制を取っていました。
朝の介助と夜のオムツ交換は私が担当し、日中は家族で状況をカバーしました。
家族が近距離に住むからこそできた方法
私の家が実家の隣という距離感だったことも大きな理由です。
すぐ駆けつけられる環境があったため、日曜日は在宅でも対応が可能でした。
ショートステイとデイサービスを併用するメリット
- 家族の負担が曜日ごとに分散される
- 本人の生活リズムが安定する
- 複数のスタッフと関わることで刺激になる
- 施設の空き状況に左右されにくくなる
- 「在宅で無理をしない」という安心感が生まれる
介護サービスを一つに絞らず、複数を併用することで、我が家のような働く家庭には大きなメリットがありました。
併用するときの注意点
- 持ち物・薬の共有(施設ごとに伝達ミスが起きやすい)
- 家族とケアマネとの情報連携が必須
- 本人が混乱しやすい場合は曜日固定が効果的
- 施設ごとにサービス内容が違うため事前に確認が必要
まとめ|在宅介護は“使い分け”で続けられる
介護を家族だけで抱え込むと、心身ともに消耗してしまいます。
働きながら在宅介護を続けるためには、平日はショートステイ、週末はデイサービスというように、状況に合わせてサービスを組み合わせることが欠かせません。
実際に使い分けることで、家族の負担は大きく減り、父の生活リズムも安定しました。
ショートステイの詳しい流れは以下の記事でも紹介しています。
▶ ショートステイ初利用の流れと体験談


