ライブやロックフェスに子どもを連れて行くとき、意外と見落とされがちなのが「音量」です。
ロックライブや大型フェスの音量は、会場にもよりますが100〜110dBになることもあります。
これは電車が通過するときと同じくらいの音量で、大人でも長時間浴び続けると耳に負担がかかるレベルです。
特に子どもの耳は大人よりも繊細で、強い音を長時間浴びると一時的な難聴や耳鳴りが起こる可能性があります。
そこで最近、子連れフェスやライブでよく使われているのがキッズ用イヤープロテクター(イヤーマフ・耳栓)です。
この記事では
- ライブの音量は子どもに危険なのか
- イヤーマフと耳栓の違い
- 子ども向けおすすめイヤープロテクター
- 子どもが嫌がらないコツ
このあたりを、実体験も含めてわかりやすくまとめました。
まず結論|子どもの耳を守るならイヤーマフが使いやすい
先に結論を言うと、子どものライブ用の耳保護は、まずイヤーマフから選ぶのが失敗しにくいです。耳栓は小学生くらいなら合う場合もありますが、小さい子だと違和感で外しやすく、うまく入れられないこともあります。そのため、初めて選ぶなら耳全体をおおえるイヤーマフの方が使いやすく、親としても安心しやすいです。
| 商品名 | 種類 | 年齢目安 | 特徴 | 向いている子 |
|---|---|---|---|---|
| YorkShin | イヤーマフ | 2歳前後〜 | 手に取りやすい価格で色も多い | まず試したい子 |
| 3M Peltor | イヤーマフ | 3歳前後〜 | 定番で安心感が高い | 長く使いたい子 |
| KsGear | イヤーマフ | 小さい子〜小学生 | 軽くて使いやすい | つけ心地を重視したい子 |
| Banz | イヤーマフ | ベビー〜 | 小さい子向けサイズがある | 乳幼児 |
| 子ども用耳栓 | 耳栓 | 小学生以上目安 | 小さく持ち運びやすい | イヤーマフを嫌がる子 |
ざっくり分けると、未就学児はイヤーマフ、小学生以上なら耳栓も候補という考え方がわかりやすいです。もちろん子どもの性格によって合うものは変わりますが、最初のひとつを選ぶなら、付け外ししやすくて親も確認しやすいイヤーマフの方が使いやすいと感じる方は多いはずです。
記事の中盤でさらに詳しくレビューしています。
子供はライブで耳栓をしないと危険?
結論から言うと、子どもをライブやフェスに連れて行くなら耳保護はしておいた方が安心です。
ロックライブの音量は100〜110dBになることがあります。
普通の大人でもライブが終わると耳なりがしばらく残る方も多いと思います。
私もスピーカーの前に行ってしまったりすると、ライブ終わりに耳鳴りが残ることもあります。
子どもの耳は大人よりも繊細なため、強い音を浴び続けると次のような症状が出る可能性があります。
- 耳鳴り
- 音がこもる
- 一時的な難聴
実際、ライブ帰りに「耳がキーンとする」という経験をした人も多いと思います。
最近では海外のフェスでも子どもにはイヤーマフ着用を推奨しているイベントも増えています。
イヤーマフや耳栓は音を完全に消すものではなく、耳に優しい音量まで下げてくれる安全アイテムです。
ライブの音量は子どもの耳にどれくらい影響する?
ライブ会場の音量は想像以上に大きいです。
音量の目安は次の通りです。
- 普通の会話:60dB
- 掃除機:70dB
- 電車通過:100dB
- ロックライブ:100〜110dB
環境省の資料でも85dB以上の音を長時間浴びると聴力に影響が出る可能性があるとされています。
つまりライブはかなり音が大きい環境です。
もちろん数時間で必ず耳が悪くなるわけではありませんが、子どもの耳を守るためにイヤーマフなどの対策をしておくと安心です。
イヤーマフと耳栓の違い
耳を守る方法は主に2種類あります。
- イヤーマフ
- 耳栓
イヤーマフ
イヤーマフは耳全体を覆うタイプの防音グッズです。
ヘッドホンのような形で外からの音を物理的に遮断します。
- 遮音性能が高い
- 小さい子どもでも使いやすい
- 耳に入れないので安心
ライブやフェスではイヤーマフを使う子どもが一番多いです。
耳栓
耳栓は耳の穴に入れて使うタイプです。
- コンパクト
- 持ち運びやすい
- 価格が安い
ただし小さい子どもだと違和感で外してしまうこともあるため、最初はイヤーマフの方が使いやすい場合が多いです。
子どものライブ対策はイヤーマフと耳栓どっちがいい?
ライブの大きな音から耳を守る方法としてよく出てくるのが「イヤーマフ」と「耳栓」です。どちらも音を小さくするための道具ですが、子どもに使う場合は向き不向きがあります。結論から言うと、未就学児やライブに慣れていない子ならイヤーマフの方が使いやすいです。
イヤーマフは耳全体をおおう形なので、耳に入れる必要がなく、親が装着状態を確認しやすいというメリットがあります。ライブ会場では動き回ることも多いため、ちゃんと付いているか見てすぐ分かるのは安心です。
一方で耳栓はコンパクトで持ち運びやすく、見た目も目立ちにくいというメリットがあります。小学生くらいになるとイヤーマフを嫌がる子もいるため、そういう場合は耳栓の方が使いやすいこともあります。
ざっくりした目安としては次の通りです。
- 未就学児:イヤーマフがおすすめ
- 小学生:イヤーマフか耳栓を子どもに合わせて選ぶ
- イヤーマフを嫌がる子:耳栓も検討
- 長時間フェス:イヤーマフの方が安定しやすい
実際に使ってみると分かりますが、子どもは装着感にかなり敏感です。性能が良い商品でも、嫌がって外してしまえば意味がありません。そのため、最初はイヤーマフを試してみて、合わなければ耳栓も検討する、という順番で考えると失敗しにくいです。
また、イヤーマフや耳栓を使っていても、スピーカーの近くに長時間いると音の負担は大きくなります。会場ではできるだけ前方を避けて、後方や横のスペースで見るなど、位置にも気を配ると安心です。
遮音性能(NRR / SNR)とは?
イヤーマフにはNRRやSNRという数値があります。
これはどれくらい音を小さくするかを表す数値です。
- NRR:アメリカ基準
- SNR:ヨーロッパ基準
例えばSNR25のイヤーマフなら
100dB → 約75dB程度まで音を軽減できます。
ライブの音を完全に消すのではなく、耳に優しい音量に調整してくれるのがイヤープロテクターの役割です。
子どもが嫌がらないイヤーマフの選び方
イヤーマフは性能だけでなく装着率も重要です。
子どもが嫌がって外してしまうと意味がありません。
選ぶときのポイントは次の3つです。
軽いモデル
重いイヤーマフは嫌がりやすいです。
200g前後の軽いモデルがおすすめです。
カラーバリエーション
子どもに好きな色を選ばせると「自分のイヤーマフ」という特別感が出て装着率が上がります。
サイズ調整
ヘッドバンドが調整できるモデルなら長く使えます。
キッズイヤーマフは何歳から使える?
キッズイヤーマフは0歳から使えるモデルもあります。
年齢目安は次の通りです。
- 乳児用イヤーマフ:0歳〜
- キッズイヤーマフ:2歳〜10歳
- ジュニアサイズ:小学生以上
耳栓タイプは小学生くらいからの方が使いやすいことが多いです。
耳栓はコンパクトで持ち運びやすい反面、年齢が低い子にはあまり向かない場合もあります。理由は、耳の穴に入れるタイプのため正しく装着するのが少し難しく、違和感で外してしまうことがあるからです。
そのため、ライブやフェスで使う耳保護グッズは次のような目安で考えると分かりやすいです。
- 0歳〜未就学児:イヤーマフがおすすめ
- 小学校低学年:イヤーマフ中心、耳栓は様子を見て検討
- 小学校高学年以上:耳栓も選択肢になる
実際にライブ会場でも、小さい子どもはイヤーマフを使っているケースが多く、小学生くらいから耳栓を使う子も少しずつ増えてきます。年齢だけでなく、子どもが嫌がらずに付けてくれるかどうかで選ぶのが一番失敗しにくいです。
イヤーマフをつけているライブキッズってなんだかかわいいですもんね。
子どもライブ耳栓・イヤーマフの選び方
子ども向けの耳保護グッズは、価格だけで選ぶより「使いやすさ」を重視した方が失敗しにくいです。ライブやフェスでは長時間つけることもあるため、性能だけでなく、子どもが嫌がらずに付けてくれるかも大切なポイントになります。
選ぶときは次のポイントを確認しておくと安心です。
- 軽さ
重いイヤーマフは首や頭が疲れやすく、途中で外したくなることがあります。200g前後の軽いモデルの方が子どもは付けやすいです。 - サイズ調整
ヘッドバンドが調整できるタイプなら頭のサイズに合わせやすく、長く使いやすくなります。 - カラーデザイン
子どもに好きな色を選ばせると「自分のライブグッズ」という感覚になり、付けてくれる確率が上がります。 - 折りたたみできるか
フェスは荷物が増えやすいので、折りたたみできるタイプだと持ち運びが楽です。 - 年齢に合っているか
未就学児はイヤーマフ、小学生以上なら耳栓も候補になります。
性能だけを見るとどれも似て見えますが、実際に使ってみると「付け心地」や「重さ」で子どもの反応がかなり変わります。親としては遮音性能を気にしがちですが、ライブでは最後まで付けていられるかがとても大事です。
次に紹介するイヤーマフは、ライブやフェスでも使いやすいモデルを中心に選んでいます。
おすすめキッズイヤーマフ4選
YorkShin キッズイヤーマフ
カラーバリエーションが豊富で価格も安いモデルです。
嫌がる子供には好きな色を選ばせることで装着率が上がります。
うちの下の子がこの白色を使っていますが、性能も低価格なのに申し分ないです。
とりあえず欲しいという方におすすめ!
3M Peltor イヤーマフ
安全用品メーカー3Mのイヤーマフです。
遮音性能と安心感が高いモデルです。
これはうちで上の子が使っていますが5年くらい使ってますが全然壊れませんし、性能もばっちりです。
耳鼻科専門医開発キッズ耳栓
耳鼻科専門医と聴覚過敏耳栓ブランドが本気で開発したというイヤーマフ。
値段もお手頃でカラーもパステルカラーでライブで目立ちそう。
Banz キッズイヤーマフ
サイズバリエーションが豊富で乳幼児サイズもあり小さい子どもでも使える人気モデルです。
カラーもシンプルな柄から派手な柄までいろいろあります。
小学生向けなら子ども用耳栓も選択肢
ここまでイヤーマフ中心に紹介してきましたが、小学生くらいになると耳栓タイプも選択肢に入ってきます。理由は、イヤーマフより目立ちにくく、荷物になりにくいからです。とくに「見た目が気になってイヤーマフを嫌がる」「できるだけコンパクトに持ち歩きたい」という場合は、耳栓の方が合うこともあります。
ただし、耳栓はイヤーマフよりも正しく装着するのが少し難しいです。耳にうまく入っていないと効果が安定しにくく、違和感があってすぐ外してしまう子もいます。そのため、未就学児よりは、小学生以上で説明を理解しやすい子の方が使いやすい傾向があります。
- イヤーマフの見た目を嫌がる子
- 荷物をできるだけ減らしたいとき
- 短時間のライブやフェス参加
- 小学生以上で耳に入れるのを嫌がらない子
逆に、初めてライブに連れて行く小さい子や、長時間フェスに参加する場合は、やはりイヤーマフの方が安心しやすいです。耳栓は便利ですが、最初の一つとしては少しハードルがあるため、未就学児はイヤーマフ、小学生以上なら耳栓も候補と考えると分かりやすいです。
もし耳栓を選ぶなら、本番前に家で短時間つけてみて、嫌がらないか確認しておくと失敗しにくいです。ライブ当日に初めて使うと、違和感で外してしまうこともあるため、事前に慣らしておくのがおすすめです。
ライブでイヤーマフを嫌がる子供への対策
子どもによっては最初イヤーマフを嫌がることもあります。
そんなときは次の方法がおすすめです。
- 家で装着して慣らす
- 好きな色を選ばせる
- 特別なライブグッズにする
うちの子も最初は違和感があったようですが、好きな色を選ばせたら普通に付けてくれるようになりました。
それでもイヤーマフを嫌がる子もいます。特に最初は「重たい」「耳がふさがれる感じがする」と違和感を覚えることもあります。そんなときは無理に付けさせるより、少しずつ慣らしていく方がうまくいくことが多いです。
例えば次のような方法を試してみると、装着してくれる確率が上がります。
- 家で短時間つけて慣らす
- 好きな色を選ばせる
- 「ライブ専用グッズ」として特別感を出す
- 最初は音が大きい時間だけ使う
どうしてもイヤーマフを嫌がる場合は、耳栓タイプを検討する方法もあります。イヤーマフより目立ちにくく、コンパクトなので受け入れやすい子もいます。ただし、耳栓は正しく入れないと効果が安定しないため、小学生以上の子の方が使いやすい場合が多いです。
ライブは楽しい体験ですが、大きな音に長時間さらされる環境でもあります。子どもが嫌がるときは無理をせず、位置を後方に変えたり休憩を取ったりしながら、できる範囲で耳を守る意識を持つだけでも安心感はかなり変わります。
子連れライブで耳を守るポイント
イヤーマフだけでなくライブ会場での位置も大切です。
- スピーカー前に行かない
- 後方エリアで見る
- 休憩を取る
- イヤーマフや耳栓を用意していても、ライブ会場の位置によって体感音量はかなり変わります。特にライブハウスやフェスでは、スピーカーの近くと後方エリアで音の強さが大きく違います。子ども連れの場合は、できるだけ音が落ち着く位置を選ぶことも大切です。
- 子どもの耳を守るために意識したいポイントは次の通りです。
- スピーカーの真正面を避ける
スピーカーの近くは音圧が強く、体にも振動が伝わりやすい場所です。できるだけ距離を取るだけでも耳への負担はかなり変わります。 - 前方エリアより後方エリアを選ぶ
子連れの場合は人が密集する前方より、後方のスペースの方が安全です。音も少し落ち着くため、子どもも過ごしやすくなります。 - 休憩をこまめに取る
長時間ずっと大きな音の中にいるより、一度外に出て耳を休ませる時間を作る方が安心です。 - 屋内ライブハウスは特に注意
屋外フェスよりも音が近く感じやすいので、なるべく後ろや端のスペースを選ぶと安心です。 - 子どもの様子をよく見る
耳を押さえる、泣く、イヤーマフを外したがるなどの様子があれば、一度その場を離れて休憩する方が安全です。 - ライブは大きな音が魅力でもありますが、子どもにとっては刺激が強い環境でもあります。イヤーマフや耳栓などの道具だけに頼るのではなく、見る位置や休憩の取り方を工夫することで、耳への負担をかなり減らすことができます。
子ども連れでフェスに行く場合は、耳の対策だけでなく、服装や持ち物の準備もかなり大切です。実際に子連れでフェスに行くときの流れや注意点は、こちらの記事でも詳しくまとめています。
子連れロックフェス参戦ガイド2025|家族で楽しむ準備と注意点
フェスに持っていく持ち物については、こちらの記事でも詳しくまとめています。子ども連れのフェス準備をする方は一度チェックしておくと安心です。
まとめ
ライブやロックフェスの音量は想像以上に大きく、会場によっては100dBを超えることもあります。大人でもライブ後に耳鳴りを感じることがあるように、子どもの耳にとっても負担がかかる環境です。
そのため、子どもをライブやフェスに連れて行く場合は、イヤーマフや耳栓などの耳保護グッズを準備しておくと安心です。
- ライブやフェスは100〜110dBになることもある
- 子どもの耳は大人より繊細
- 未就学児はイヤーマフが使いやすい
- 小学生以上なら耳栓も選択肢
- スピーカーの近くを避けるなど位置も大切
イヤーマフや耳栓は音を完全に消すものではなく、耳にやさしい音量まで下げてくれるアイテムです。子どもの耳を守りながらライブを楽しむためにも、事前に準備しておくと安心して参加できます。
子連れフェスの準備や注意点については、こちらの記事でも詳しくまとめています。
フェスの持ち物については、こちらも参考にしてみてください。

