ライブハウスやフェスの音は、想像以上に強い衝撃があります。特に子どもの耳は大人よりも繊細で、爆音をまともに浴びると難聴リスクが高まると言われています。
この記事では、実際に子どもをライブへ連れて行っている筆者(ChiRi)が、どの耳栓やイヤーマフが安心か、どう使えば安全かを実体験を交えて解説します。
「子どもをライブに連れて行きたいけど、耳の負担が心配」「大人向けのおすすめ耳栓を知りたい」という人に向けて、初心者でも迷わないようにまとめました。
ライブに耳栓は必要か?──爆音環境が子どもの耳に与える影響
ライブハウス・屋内フェス・野外フェスの音量はどれくらい?
一般的なロックのライブハウスでは100〜110dBを超える場面が珍しくありません。屋内型フェスは反響が強く、さらに耳への負担が増えます。野外フェスでもステージ前方に行けば同等の爆音になります。
子どもの聴力は大人よりダメージを受けやすい
子どもの耳はまだ発達途中で、鼓膜や神経が大人より繊細です。そのため、ライブ会場の強い音圧は負担が大きく、耳鳴りや難聴のリスクが上がると言われています。
ChiRi家が耳栓導入を決めた実体験
筆者は、ライブハウス・屋内フェス・野外フェスでステージ近くへ行く時に必ず耳栓やイヤーマフを使わせています。理由は単純で、爆音で子どもの耳を傷つけたくなかったから。
幸い、うちの子どもはすんなりイヤーマフを付けてくれました。途中で興味本位で外した瞬間、生音の大きさに驚いて自分から付け直していました。「あ、耳守るってこういうことか」と実感した瞬間です。
ライブ用耳栓の種類と特徴|どれを選べば失敗しないか
フォームタイプ(スポンジ)
安価で遮音性も高め。ただし音がこもるため、ライブでの満足度は下がりがち。
シリコン・フランジ型
耳にフィットしやすく、スポンジよりバランスが良いタイプ。初心者向け。
音質を保つ“高音質タイプ”
LoopやEargasmなどのライブ向け耳栓は、音をクリアに保ちつつ音量だけを下げる構造。大人のライブ参戦に最も向いています。
子ども向けイヤーマフ(ChiRi家の実体験)
筆者が一番助かったのはイヤーマフ型。遮音性が高く、小さな子でも付け外ししやすい。
「付けたくない」と言うかなと思いきや、外した瞬間に爆音へ驚き、自分で付け直すほど。耳へのストレスが確実に減っていたのがわかります。
初心者におすすめのライブ用耳栓ベスト5(大人向け)
大人が使うなら、音質を損なわずにライブを楽しめる高性能タイプが最適です。
Loop Experience
音圧だけ下げ、音楽のクリアさはそのまま。ライブ用の定番。
Eargasm
バンドマンの愛用率が高い高音質耳栓。自然な音質。
Vibes
軽量で付け心地が良い。長時間向き。
Macks
コスパ重視ならこれ。初めての耳栓に。
低価格フランジ型
失敗したくない初心者向け。
子どもにおすすめの耳栓・イヤーマフ3選(実体験ベース)
子ども向けはイヤーマフ型一択と言っていいほど安定します。
- 装着が簡単
- 嫌がりにくい
- 遮音性が高い
- ステージ前方でも安心
特に野外フェスやライブハウスの前方に行く場合は必須。
実体験でわかった“子どもの反応と使い方のコツ”
付けるのを嫌がるかな…と心配していましたが、意外とすんなり装着。途中で外したものの、生音の衝撃に驚き、すぐに戻していました。
親としては、急な爆音が来る瞬間でも耳への心配が消えるのが最大の安心ポイントでした。
ライブでの耳栓の使い方|タイミング・位置取り・注意点
- ステージ前へ行く前に装着する
- 子どもはPA横・後方が安全
- 爆音パートは無理をしない
- 途中で外したら、優しく声かけする
より安全に楽しむために、以下の記事も合わせて読むと理解が深まります。
ライブハウス初心者ガイド2025
子連れライブ参戦ガイド
モッシュの基本ルール
まとめ|耳栓は“安心してライブを楽しむためのパスポート”
耳栓やイヤーマフは、ライブの楽しさを奪うものではなく、耳を守って安心して全力で楽しむための装備です。
特に子どもをライブへ連れて行くなら、爆音対策は必須。楽しい思い出にするためにも、耳の健康を守る準備だけは欠かせません。
あなたのライブ体験が、より安全で豊かなものになりますように。


