Hey!ChiRi!キャンプギアってよく聞くけどそもそもギアってなんのこと?
キャンプ用語ってよくわからないことだらけなんだけど教えて!
はい。キャンプギアとはキャンプ道具全般のことを指します。
それでは初心者向けの知っておくべきかっこいいキャンプ用語をお教えします!
キャンプを始めよう!
ChiRiです。キャンプを始めようと色々検索していると聞き慣れない言葉がよく出てきますよね。自分もまず教えられたのは「キャンプ道具じゃない。キャンプギアだ。」でした。
先輩キャンパーに聞いても何の道具のことを説明されているのか、かっこいい「ギア」を見つけてもネットでなんて検索すれば良いのかってなりますよね。
今回はキャンプに必要なギアや知識の言葉の説明をこれからキャンプを始めるみなさんが覚えておいた方がいい用語を優先に説明します。
この記事を読むとキャンプ用語の知識だけでなく、キャンプを始めるのに最低限必要なものも分かると思うのでぜひ最後までお付き合いよろしくお願いします。
キャンプの種類
まずはキャンプの種類から説明します!ニュアンスで分かるかもですが、おさらいがてら見てください。
デイキャン
「1Day Camp」泊まらずその日のうちに帰るキャンプのことを言います。テントを張らずタープだけで気軽にやる事が多いです。
ソロキャン
一人でキャンプする事を「ソロキャン」と言います。自分もギアをバックパックひとつにまとめてキャンプに行ってみたいです。
一人でのんびり自分の時間を満喫したい方にオススメのスタイル。
ファミキャン
「ファミリーキャンプ」家族でキャンプに行く事です。いつもと違う空間で家族の絆を深めましょう。また焚き火や川遊び、飯盒でご飯を炊いたり、子どもの成長にも役立ちます。
家族といろんな体験を共有したい方におすすめのスタイルです。
グルキャン
「グループキャンプ」そのままグループで行うキャンプの事です。仲の良い家族同士だったり大学の友達同士で行ったり、ワイワイ楽しみたい方におすすめのスタイル。
グルキャンは人数が多いとどうしても騒がしくなったりするので、羽目を外して夜中まで騒いだりしない等、最低限のマナーは守りましょう。
グランピング
「グラマラス(魅力的な)キャンピング」の略。昨今のキャンプブームにより増えてきたスタイルです。全てが最高レベルで準備されており、宿泊者は旅館に泊まりに行く感覚で行けるキャンプのことです。ただしお値段も旅館に泊まれるくらいのお値段になります。
気軽におしゃれでリッチなキャンプ気分を味わいたい方はグランピングをおすすめします。
キャンプ場に関する用語
サイト
キャンプ場のことを「キャンプサイト」と言います。サイトにはざっくり以下の種類があります。
フリーサイト
広大な草原や広場などに自由(フリー)に設営をしてもいいサイト。基本的に個人の場所は決まっておらず、早くきた人からいい場所が取れるシステムです。また区画が決まってないことも多いので人気のキャンプ場ではキャンパー同士の譲り合いで成り立つサイトです。
使用するときは必要以上に自分のサイトを広げないよう注意しましょう!
オートサイト
自分の区画が決まっていて車を横付けできるサイトのことを「オートサイト」と呼びます。フリーサイトと違い自分の区画がしっかり決まっているので周りを気にせずサイトを使うことができます。車を横付けできるので荷物の多いキャンパーさんは荷下ろしが大分楽になります。フリーサイトより値段は高くなります。
電源サイト
AC電源がついているサイトのことです。基本的にオートサイトに付与していることが多く、冬など寒い季節は電源サイトを借りてホットカーペットや電気毛布、さらにはコタツまで持っていって「お座敷スタイル」で冬のキャンプを暖かく快適に過ごすキャンパーさんが多いです。
アーリーチェックイン
早めに(アーリー)チェックインすることです。キャンプ場によっては追加料金や無料でアーリーチェックインができるサイトもあるので予約時にしっかり確認しましょう。少しでも早く行ってキャンプを楽しみたい方はアーリーチェックインがあるかどうか確認してみてはいかがでしょうか?
設営に関する用語
キャンプの種類やサイトの種類を覚えたら次は「設営」テントを建てたりテーブルや椅子を並べて自分の「サイト」を設営する時に必要な用語やギアを見ていきましょう!
グランドシート
テントを張る前にテントと地面の間に敷く防水シートのことです。雨などで地面がぬかるんでいる時にテントが濡れるのを防いでくれたり、地面からの地熱や湿気を防いでくれます。特に朝晩の気温差が激しい時期はグランドシートがあるか無いかでテント内の環境が大きく変わります。
テント
キャンプでは欠かせないギア「テント」、寝泊まりする家の事です。自分のサイトの顔にもなるのでみなさん一番悩むギアではないでしょうか?
種類はドームのような形をした「ドームテント」ファミリーキャンパーにおすすめの寝室とリビングが分かれている「ツールームテント」中央を一本のポールで支える見た目も可愛い「ワンポールテント」などがあります。
フレーム
テントを支える骨組みの事です。最近ではエアーフレームといった空気をフレームにしたテントなどもあります。
ガイロープ
自立しないテントやタープなどを自立させる為のロープの事です。ペグに引っ掛けロープについている「自在金具」を調節してロープにテンションをかけて自立させます。
夜ロープにつまずき子供が転んだりするのはキャンプあるある。今ではガイロープに付ける光る目印などもたくさん販売されています。
ペグ
テントやタープを地面に固定するための杭の事です。地面の硬さに応じて素材や長さ、種類は様々。安価なものなどありますが迷ったらとりあえず鍛造ペグを買っとけば大体のキャンプ場は大丈夫です。
ペグハンマー
名前の通りペグをペグダウン(打ち付ける)する為のハンマー普通のハンマーでも代用できますが、ペグハンマーは深く刺さって手では抜けないペグを引っ掛けて抜く部分がついていたり、ハンマーの先が壊れても交換できるようになっていたりするので後々長く使い続けるなら一本持っておいてもいいと思います。ペグダウンする時のサイトに響き渡る音がたまりません★
インナーテント
テントの中にもう一つテントがある場合インナーテントと呼びます。主に寝室として使うことが多いインナーテント、戸締りをしておいて夏の虫などを気にせず寝ることができます。
フライシート
テントの上に被せるシートのことです。テントとの間に空気の層を作ってくれるのでテントの結露や外気を遮断してくれる優れものです。ドーム型などによく付いていますね☆
タープ
日差しや雨などを防いでくれる布製の屋根のことです。ポールとガイロープで建てれるのでテントの横に建ててその下でご飯やくつろいだりできるので、キャンプの時のテントの補助として使ったり、デイキャンはテントを建てずタープだけでも十分です。ポールやガイロープの貼り方でいろんな形に張れるのもタープの特徴です。
テーブル
キャンプで調理や食事をしたりする時に使います。形や大きさも様々なので自分のキャンプに合った種類やサイズを選びましょう。
チェア
椅子です。ベンチシートや角で調節できるものなど種類は様々。ゆったりくつろぎたい時になくてはならないアイテムなので自分に合ったチェアを選びましょう。
コット
組み立て使用する「簡易ベット」の事です。地面の凹凸が影響されなくなるのでマットでも背中が痛くて寝れない方などにおすすめです。ローコットとハイコットの2タイプあるのでベット以外にもハイコットはベンチとして使ったりローコットは安定感があるので小さいお子さんを寝させても落下の心配がないので安心できます。
焚き火台
これがなくては始まらない「焚き火台」直火禁止のサイトが多いのでキャンパーのマナーとしてしっかり持ってきましょう。セットで「焚き火台シート」も持っておき、焚き火台から飛んだ火の粉などにも気を遣えるとさらにグーです。
また消えかけの赤くなった炭や木のことを「燠火(おきび)」と言います。この状態でもかなり熱いので扱いには十分注意しましょう。
ランタン
夜のサイトを照らしてくれる無くてはならない電気のことです。
ガスランタン・ガソリンランタン・LEDランタンなどがあります。最近では子供が危なくないLEDランタンもおしゃれなものがたくさん出ていて人気です。
寝具に関する用語
スリーピングマット
地面の凹凸を和らげるために敷くマットを「スリーピングマット」と言います。基本的に寝室に敷いて就寝時の快適さを上げるために使用します。
大きく分けて3種類あります。
インフレータブルマット
内側にオープンセルフォームという通気性のいいウレタンスポンジなどが入っているマットのことで、寝袋状の形からバルブを開いて放置しておくと8割型自動的に空気が入りマットの形に戻ってきます。(あと2割は自分でお好みの硬さに空気を入れる)クローズドセルより柔らかく、エアーマットみたいに上が歩きづらくなく他のタイプよりも高価ですが寝る時の快適さを求めるなら間違いなくこのタイプを選ぶことをおすすめします。
エアーマット
空気で厚みを持たせるタイプのマットです。厚みがあるタイプが多いので他のマットより地面の影響を大きく軽減してくれますが、空気なので「面」の圧力には強いですが「点」には弱いので、エアーマットの上を歩くときは歩きずらかったりもします。浮き輪のように空気を抜けば小さく折り畳めるのがメリットな反面厚みや大きさのあるものは空気を入れるのが大変です。電動ポンプを持参するなどして空気入れが苦にならないように工夫しましょう。
クローズドセルマット
最近では百円ショップでも見かけるようになったクローズドセルマット。しっかりとしたスポンジのようなマットで広げるだけですぐ使用できるマットです。厚みが少ない分地面の影響は他のマットに比べると少し心許ありませんが、コットなどと併用すると効力を発揮します。安価で丈夫なので少し緩和されればそれでいいという方向けのマットです。
シュラフ
「寝袋」のことです。大きく分けて後頭部の部分まで生地がある「マミー型」と首から上が出る「封筒型」の2種類です。素材も化学繊維やダウンがありダウンシュラフは高価ですが暖かく収納時にとてもコンパクトになるのでミニマムキャンパーの方はダウンシュラフがおすすめです。
ピロー
空気を入れて膨らます「枕」です。なくてもいいかもだけどあるととても嬉しいギア。最近では100円ショップでも手に入ります。
キッチン・小物・収納系
クーラーボックス
キャンプの冷蔵庫!ソフトとハードの2種類があります。自分のスタイルに合ったクーラーボックスを選びましょう!
ウォータージャグ
キャンプで水道が近くにない時に便利なウォータージャグ。水などを入れて置けるタンクで蛇口がついているので捻ると水道のように使えます。プラスチック製のものやらレトロな金属製のものまで色んな形、サイズがあります。
バーナー
ガスバーナーを想像しがちですが、キャンプではコンロの役割をするものを指します。
コンロが一つ口の「シングルバーナー」や二つ口の「ツーバーナー」が主流です。燃料は手に入りやすい「CB缶(カセットボンベ)」かアウトドア用のパワーのある「OD缶」の2種類があります。
クッカー
携帯性を追求した大小のお鍋やフライパンなどを一つに収納できる「まとめられる調理器具」のことです。キャンプギアを少しでも小さくコンパクトに纏めたいソロキャンパーさんがよく愛用しています。素材もアルミ、ステンレス、最近ではチタン製も登場して注目を集めています。
ケトル
「やかん」です。お湯を沸かして朝優雅にコーヒーを飲んだり焚き火でお湯を沸かし、お酒をお湯割りで飲んだりいろんな用途で大活躍です。
シェラカップ
ぱっと見「銀色の小皿」に見えますがこれ一つでお皿としての用途はもちろん直火もOKなので「沸かす」「焼く」「煮る」さらには「ご飯も炊ける」超万能キャンプギア。自分の中では「一番キャンプっぽい」ギアの一つです。
メスティン
調理においての万能キャンプギア
シェラカップの大きいバージョン。お鍋としても、フライパンがわりにもなるし、揚げ物、網を追加して蒸す、スモーク料理もできます。固形燃料一つでオートでご飯も炊けるので飯盒炊爨の代わりにもなります。
アルコールストーブ
通称「アルスト」。燃料用アルコールを燃料にして調理の時に使用する携帯用コンロです。理科のアルコールランプの原理と同じなのでクッカーでお湯を沸かしたり、メスティンでご飯を炊くときなどに使うことが多いです。アルストを一つ持っていれば固形燃料を何個も持っていく必要がなくなるので荷物も減ります。
ポケットストーブ
通称「ポケスト」固形燃料を使用するときに受け皿の役目や五徳としての機能も果たしてくれる優れもの。最近では100円ショップでも見かけるようになりました。
カトラリー
おしゃれな箸やスプーンのことをカラトリーと言います。割り箸や紙皿も便利ですが、こだわりあるカトラリーを集めて使いたいですね!
コンテナ
今まで紹介したいろんなギアを詰め込む「道具箱」。材質や大きさも様々なので自分のお気に入りのコンテナを見つけてください!
その他キャンプ用語
キャンプ沼
キャンプにどっぷりハマってしまったことを言います。欲しいギアはキャンプに行くたびに増えていく、新しいギアが増えるとキャンプに行って使いたくなる。そこでまた他のキャンパーさんが使っているギアを見て欲しくなる。まさに底なし沼のようです。
まとめ
いかがだったでしょうか?あなたの気になるキャンプ用語はありましたか?まだまだいろんなキャンプ用語は無限にありますが、とりあえず今回は
「初心者が覚えておくべきかっこいいキャンプ用語集」
ということでこの辺にさせてもらいます。
それでは RockなCampを
ChiRiでした。
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