とても悲しい訃報が届きました。
フー・ファイターズで長年ドラマーとして活躍していたテイラー・ホーキンスが、2022年3月25日、南米ツアー中に滞在していたホテルで亡くなりました。享年50歳。
公式サイトでは「悲劇的で早すぎる喪失に打ちのめされています」「彼の音楽に対する精神と笑顔は永遠に生き続ける」とコメント。
世界中のファンが深い悲しみに包まれました。
フー・ファイターズとの出会いとテイラーの存在感
僕がフーファイターズを聴き始めたのは、先輩にすすめられたのがきっかけ。
「ニルヴァーナのドラマーだったデイヴ・グロールがギターボーカルをやってるバンドなんだよ」と聞いて興味を持ち、聴き始めました。
中でも「Walk」のMVは何度も繰り返し観た大好きな作品です。
そして一度だけ、サマーソニック2017で彼らを生で観ることができました。
初めて観た海外バンドがフーファイターズ。
デイヴの力強い歌声と、テイラーのパワフルかつ繊細なドラミングは、体の芯まで響いて目が離せませんでした。
ファンを想う優しさ
亡くなるわずか3日前、テイラーは大ファンの9歳の少女と出会っています。
悪天候でライブが中止になり、落ち込んでいた少女はホテル前でドラム演奏を披露。
そこに本人が現れ、笑顔で交流したそうです。周りのファンからも歓声が上がり、心温まる光景となりました。
その3日後の訃報。
この出来事を知ると、彼がいかに音楽と人を大切にしていたのかが伝わってきて胸が熱くなります。
テイラー亡き後のフー・ファイターズ
テイラーの死後、バンドは活動を止めることなく続ける道を選びました。
現在のメンバーは以下の通りです。
- デイヴ・グロール(Vo/Gt)
- ネイト・メンデル(Ba)
- パット・スメア(Gt)
- クリス・シフレット(Gt)
- ラミ・ジャフィー(Key)
ドラムは一時ジョシュ・フリーズがサポートしていましたが、現在はイラン・ルービンが正式加入。
Nine Inch Nailsなどで活躍してきた実力派で、フーファイターズは新たな体制で走り出しています。
日本公演も決定!
2025年10月には来日公演が予定されています。
会場はさいたまスーパーアリーナや神戸グリオンアリーナなど。
日本のロックファンにとって、待望のステージになるでしょう。
サポートアクトとして国内バンドの参加も予定されており、
海外ファンと日本のファンが一体となる熱い夜になることは間違いありません。
まとめ
テイラー・ホーキンスの存在はこれからもファンの心に生き続けます。
彼の魂を胸に、フーファイターズは新しいドラマーとともに進化し続けています。
サマソニ2017で感じたあの衝撃を、また日本で体験できる日が来るなんて胸が高鳴ります。
彼に敬意を表しつつ、これからのフーファイターズを全力で応援していきたいです。
テイラー・ホーキンス氏のご冥福を心よりお祈りいたします。
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